機器分析利用サービス一覧

Service List形状解析レーザー顕微鏡

装置について

装置写真

用途:形状測定、表面粗さ測定
 

本装置はSLM(scanning Laser Microscope)とも呼ばれます。
照明光がサンプル表面で焦点を合わせた際、その反射光も検出器上でも焦点が合う構造になっており、サンプル表面が焦点から外れると、サンプル表面からの反射光はほとんど検出器に取り込まれないためZ方向の分解能も得られます。
サンプル表面に焦点を合わせて走査させたレーザー光を照明光として用いることにより、高解像度の面の情報が得られます。また、画像の各点に記録されたZの値からサンプル表面の3次元構造を再構築することにより、表面形状、段差、粗さなどの測定を行うことが可能です。

装置仕様

メーカー・形式KEYENCE・VK-X150
倍率200×~24,000×
観察・測定用光学系ピンホールによる共焦点光学系
高さ測定 表示分解能1nm、面内10nm
フレームメモリ ピクセル数2,048×1,536、1,024×768、1,024×64
フレームレート 面スキャン4~120Hz
ラインスキャン7790Hz
測定用レーザ波長408nm
最大出力0.95mW Class2(JIS C6802)
受光素子PMT(光電子増倍管)
光学観察用光源100Wハロゲンランプ
観察用カラーカメラ 撮像素子1/3型カラーCCDイメージセンサ
撮影解像度超高精細[3072×2304]